猫の食べるタイプのノミ・ダニ予防薬はあるのか？

猫のノミ・ダニ予防薬といえば、フロントライン、レボリューション、ブロードラインなどが人気ですが、どれも背中に液を滴下させて、成分を皮膚から吸収させる「スポットオン」タイプの薬です。
犬だとネクスガードやシンパリカなどの食べるタイプの薬が多いのですが、猫は基本的に飲み薬を嫌がる傾向にあるので、食べるタイプのノミ・ダニ予防薬はあまり一般的ではありません。

とはいえ、警戒心の強い猫など、スポットオンタイプの薬を使いづらい猫もいるため、そういう猫用に食べるタイプのノミ・ダニ予防薬も数は少ないですが、存在しています。

現在、日本の動物病院では食べるタイプの猫用ノミ・ダニ予防薬を処方しているところはないと言われているので、入手するなら通販ということになります。

調査したところ、現在販売されているのは「クレデリオ」という商品のみです。以前は「コンフォティス」という商品もあったのですが、今はいずれのお店でも取り扱いを終了しています。
(なお、最近では「クレデリオプラス」というクレデリオに新成分を加えた高性能のノミ・ダニ予防薬が販売されていますが、犬用だけで猫用はありません。)

クレデリオですが、取り扱うお店は複数あり、価格はそれぞれ異なります。
いくつかのお店の価格を調べてみました。

猫用クレデリオ(2.0kg-8.0kg)1箱6個入の価格(送料込)

A社：10,600円
B社：10,200円
C社：10,070円
うさパラ：8,644円
※価格は日々変動するので公式サイトで最新の価格をお確かめ下さい。

調査の結果、うさパラが最安値でした。
なお、仔猫用(0.5kg-2.0kg)もうさパラが最安値です。

うさパラ公式サイトには実際にクレデリオを購入して使用した飼い主さんの口コミが多数掲載されているので興味のある方は見てみてはどうでしょうか。

→クレデリオ48mg(猫用/2-8kg)の詳細・口コミはコチラ

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クレデリオの口コミ・評判は？

ネット上のクレデリオを口コミを集めてみました。
※表現は一部変更しています。

●効果も問題ないので常備薬としてリピートしてます。

●触らせてくれない野良猫に使っていますが、副作用はないようです。

●服用したら本当にノミが1匹もいなくなりました。

●ご飯に混ぜたら問題なく食べてくれました。

●そのままでは食べてくれないのでちゅーるに混ぜてあげています。

●定期的に与えるとなるとコスパが良くない

●動物病院には食べるタイプの薬がないので助かっています。

＜まとめ＞
効果に関しては否定的な口コミはあまり見られませんでした。また、副作用に関してもほとんど口コミは見られませんでした。
猫は経口薬を嫌がる経口にありますが、ご飯やおやつに混ぜると問題なく食べてくれるようです。
全体的には評判の高い商品ではありますが、値段が高い、コスパが悪いという口コミは少なくありませんでした。
クレデリオは1ヶ月で1,400円程度ですが、同じような効果を持つスポットオンタイプの薬「フロントラインプラス」だと1ヶ月で1,100円程度です。
確かにクレデリオのほうが高いので、スポットオンタイプの薬を嫌がらない猫なら、フロントラインプラスのほうが良いと思います。

フロントラインプラスよりクレデリオをおすすめする猫は？

先述しましたが、似たような効果にも関わらず、クレデリオはフロントラインプラスより高いです。
しかし、それでもクレデリオを使う飼い主さんがいるのは、相応の理由があるからです。

まず、フロントラインプラスのようなスポットオンタイプの薬は猫にふれる必要があります。しかし、野良猫や警戒心の強い猫は触れさせてくれないので投与が難しくなります。クレデリオのような経口薬ならその心配はありません。
また、皮膚の弱い猫はスポットオンタイプの薬だとかぶれてしまうこともありますが、クレデリオだとそういうことも起こりません。

また、多頭飼いの場合、他の猫が滴下部分の液を舐めてしまう可能性があるので、多頭飼いの飼い主さんもクレデリオを選ぶことがあります。

なお、猫はあまりシャンプーをしないので大きなメリットとは言えませんが、スポットオンタイプだと、しばらくはシャンプーができませんが、クレデリオだとその制限はありません。