チバセン/フォルテコールのジェネリック品であるベナゼプリルの価格や評判についてまとめてます。
高齢のイヌやネコのための心不全・腎不全の治療薬「チバセン」と「フォルテコール」(製造会社は違いますが、成分は同じ商品です)ですが、長期間使い続ける必要があるため、費用負担が重くのしかかります。
しかし、チバセン/フォルテコールには安価なジェネリック品があることをご存知でしょうか?
「ベナゼプリル」という商品名(成分名でもあります)なのですが、通販で購入できます。
通販なので病院に行く手間もかかりませんし、病院嫌いの子も助かりますね。
ベナゼプリルですが、ネットショップによって価格は異なります。
その中で大手のお店の価格を調べてみました。
ベナゼプリル(5mg,28錠)の価格(送料込)
A社:3,610円
B社:2,900円
C社:2,480円
うさパラ:2,399円
※価格は日々変動するので公式サイトで最新の価格をお確かめ下さい。
調査の結果、うさパラが最安値でした。
うさパラの公式サイトではベナゼプリルを実際に購入して使用した飼い主さんの口コミが多数掲載されており参考になると思います。
→ベナゼプリル5mgの詳細・口コミはこちら
通販でもチバセンとフォルテコールは購入できます
動物病院で処方されるチバセン/フォルテコールですが、ベナゼプリルと同様通販でも購入できます。
チバセン(10mg28錠):約5,000円
→チバセン10mgの詳細・口コミはこちら
フォルテコール(5mg28錠):約6,000円
→フォルテコール5mgの詳細・口コミはこちら
チバセンは5mgの商品がなく、ベナゼプリル5mgとの単純比較は難しいのですが、ベナゼプリルはフォルテコールと比べると半額以下で購入できます。
ただ、ベナゼプリルには5mgの商品と10mgの商品がありますが、フォルテコールには2.5mg、5mg、20mgの商品があります。
超小型犬だと5mgの錠剤は分割する必要がありますし、超大型犬だと10mgを2錠与えることもあります。
それが面倒ならフォルテコールを購入するのもよいでしょう。
なぜベナゼプリルは安いのか?
ベナゼプリルが安い理由ですが、当然偽物だからではなく、ジェネリック品だからです。
なお、ジェネリック品が安いのは、研究開発費が先発医薬品ほどかからないためです。
先発薬は有効成分の探索や候補となる成分の有効性・安全性などを確認するため、長い歳月と莫大な費用をかけて開発されてます。
ジェネリック医薬品は、先発薬の情報を元にして効率よく開発されるため、低価格で販売することができます。
なお、ベナゼプリルはイタリアを拠点とするサンド S.p.A社の商品です。サンド社はジェネリック品を多く生産しており、ED治療薬のジェネリック品のメーカーとしても知られています。
日本製のジェネリック品は現在のところ存在しないので、海外製品を通販で購入するしかありません。
ベナゼプリルの評判
ネット上のベナゼプリルの評判を集めてみました。
※表現は一部変更しています
●病院での処方と比べると、驚くぐらい安くなります。
●動物病院で購入するよりはるかに安いので助かっています。
●わんこの定期的な通院が困難なため、こちらで購入できてとても助かっています。
●効果はまったくかわらないので助かっています。
●投薬を始めてもう4年以上になりますが、特に不都合はありません。
●ドライフードに入れると味が不味いらしく、残してしまいます。
●この薬は不味いらしく飲ませるのに一苦労です。
●錠剤の形状もフォルテコールより小さく砕けにくいので飲ませやすくなりました。
<まとめ>
やはり、病院処方の薬に比べて安い、助かっているという声が多いです。
効果に関しても、フォルテコールと変わらない、という評価です。
フォルテコールに比べて効果が落ちる、という評価は見受けられませんでした。
ネガティブな評判として、味が不味くて飲ませるのに苦労するという声が散見されました。
しかし、総じて飼い主さんの評価は高く、ベナゼプリルに満足しているようです。